出産って考えることもお金も大変
今回の記事
目次
1.出産一時金50万は多いのか、少ないのか?
2.分娩先って選べるけど選べないとこある
3.生命保険からの補償について
4.少子化というより経済を良くしてくれ
出産一時金50万は多いのか、少ないのか?
実は東京で出産を控えている身である。
無痛分娩込で、100万近くかかる予定だ。
出産一時金として50万の支援があるが、それでも自費として50万近くかかるのが現状だ。
この記事を見たときに、あくまで全国の平均が48万ということだから、支援金が不足しているかと、言われるとそうではない。
出産費用は病院によって価格設定が異なるから、地方によってはおつりまでくるところがある。
なので、この支援金に対して当事者として不満は意外とない。
この支援金は健康保険から出されるので、全国平均から考えると妥当とも思えるのだ。
ただ、出産は健康保険対象外で、費用は病院によって異なる。
ゆえに、足りる家庭と足りない家庭が出てきている。
東京平均は60万が平均とあるようにおそらく大都市にある病院は50万を切るところはないのではないのだろうか?
ただ、2026年から、出産も保険対象となる(こども家庭庁のHPより)
いったい、出産費用はいくらになるのか。
分娩先って選べるけど選べないとこある
今回私は初産となる。
妊娠がわかると、これまで病院を探すのと同じ価値観で探した。
私にとって、大事だったのは「自宅(職場)から近いこと(体調不良でいく病院と違って長く通うわけだし)」
もっと言えば、土日休みなので土日も空いているところがいい。
ただ、調べるとなかなか妊婦健診ができるクリニックがない。
当時都心ど真ん中に住んでいたせいか、婦人科のクリニック自体は多いのだが、不妊治療や生理不順といった妊娠ではない婦人系の診療が主だった。
結果的に、なんとか歩いてもいけるところにあったので良かった。
そして、妊娠が発覚してすぐに分娩先はどうするか?と聞かれる。
なんでも、大きな病院や人気の病院は妊娠初期には予約しないとそもそも受け入れしてくれない。
そこで渡されるのは提携している病院一覧。
だいたい23区内の大きな病院はリストにあったと思う。
里帰りの予定はなかったのでそのリストから選んだ。
ここでの優先順位は以下のとおり
1.自宅から行きやすい、近いところ
2.分娩の症例数(特に無痛分娩の症例数)が多いところ
3.出産費用が高くないところ
この優先順位で絞ったところ、結果的に3の出産費用のところまでくるとそんな大きな差はなく、どこも一緒だな、と思ったのが良くなった。
おそらく、リストも見ず、「東京 分娩 安い」で検索していれば、支援金を大きくオーバーすることなく、分娩できたのではないか?
という思いが少なからずある。
とはいえ、高い費用は伊達ではない。
料金より質を取っただけあり、医療の安心感はある。
お金と安心感。
正直天秤にかけづらい項目ゆえに、いい悪いもないので難しいところ。
生命保険からの補償について
さて、支援金に文句はない私だが、保険料は違う。
生命保険に入る際に、営業マンに「妊娠のときの入院費用が下りる」と言われた。
だが、実際には『正常分娩以外の場合』がつく。
そう、出産時の入院費用が出ないわけではないのだ。だから、嘘ではない。
つまり、正常分娩(この正常分娩の基準が保険ごとに異なるのかよくわからない)の場合は、保証してくれないのだ。
元気に問題なく生まれてくるのが一番めでたいはずなのに、一番自己負担がかかる現実。
ちなみに、帝王切開は保険対象になるので保証してくれるところが多い。
営業トークに乗せられた自分が悔しい気持ちでいっぱいな限り。
少子化というより経済を良くしてくれ
少子化対策としていろんな手当や制度を作ってくれている。
現内閣で評価してもいいと思ってるのは「2026年に出産費用の保険適応」(いくらにするのかわからんが)。
だが、それらの実現のために医療費値上げ、控除縮小と国民の負担を上げては全く意味がない。
そのくせ、裏金だの自分の懐を温めるのに必死と来ている。
親は子の未来が明るいものになるように考える。
だが、これでは暗い未来しか見えない。
子どもに借金を背負わせたい人なんていない。
けど、奨学金、教育ローンが当たり前になりつつある現実に、どう前向きになれというのか?
インボイス制度は案の定混乱
今回の記事
目次
手続き面倒なのは事実
今でも誹謗中傷があるのに驚き
執行してしまった以上、早く落ち着いてほしい
記事のとおり手続き面倒なんだよ
私自身、10月まで”免税事業者”であった。
取引先から脅しのようなことを言われることはなかったが、課税対象となった。
で、来年に向けて準備は進めるが、正直手続きが面倒の一言に尽きる。
単純にこれまで「免税事業者」が、課税対象になる、というものではないのだ。
”インボイスという登録番号を、すべての事業者に対して発行する”
というのがこの制度の内容なのだ。
で、登録したインボイスを何に使うのか、というところで消費税の徴収に使うという話になる。
だから、これまでの課税体制にプラスして免税事業者も入るよーというもともとある制度に追加付与されたものではない。
まったく新しい制度と言えるのだ。
当然、対応しないといけないのは、課税、免税関係なくすべての事業者と言えるのだ。
とはいえ、インボイス制度の導入は2,3年前から決まっていたこと。
その2,3年の時間があったにも関わらず、なぜ始まってもこんな混乱状態なのか?
答えは単純。
当時の内閣が「インボイス制度やるぞー!」と言って、こういう制度だよ。とう説明だけで具体的に何をしないといけないのか?という情報が直前になって明確になり、かつ反発もあり、変更もあったからだ。
今年に入って、これがないとだめだよ?あれしないとだめだよ?と言われても、会計ソフト1つ取っても、何がないといけないのか?とわからないと作りようがないし…
それこそ免税事業者は個人事業主が多いから、事務の手間と言っても専門家の力を借りないとどうしようもない、という状況ではないからまだマシといえる。
大変なのは、従業員を多く抱える企業だ。
システムの構築だの、従業員の周知だとやることの規模が違いすぎる。
9月ぐらいに、インボイス制度は免税事業者だけの話ではない、といった記事があったが会計、経理関係の人達は今年度の決済は多忙を極めるだろう。
よく会計ソフトのCMでたくさんの紙とにらめっこし鬼になるものがあるが、インボイス制度がはじまった今、さらにピリピリすることは確実だろう。
正直、記帳しないといけないといったやるやらないの面倒ではなく、「何をすればいいのかわからない」という面倒が発生しているのが今だと思う。
誹謗中傷って…
「着服」「ネコババ」、いまだにこんなことを言っているのかという。
裁判でこの免税されていた消費税については、いわゆるお小遣いの類ではない、とはっきり言っている判例もあるという。
実際、事業収入に枠に「消費税」が含まれているのかどうか、というと存在含まれていないケースもあるのだ。
そもそも支払ってもらっていない状態で何を取るというのだ。
”免税”といっても消費税の申請をする必要はないというだけで、その分をもらっているかどうかは別問題だと思っている。
正直、インボイス制度の関心度も問題だと思ってる。
インボイス制度発行時には、多くの労働者が自分たちには関係ないといわんばかりだったし、芸能事務所をはじめ、実名での登録、公開されること、廃業の恐れがあるという記事が流れても「大変そうだね」という雰囲気だった。
ここまで、正直こういう話を振っても「そもそもインボイスって何?」と言われたものだ。
だが、今年にはいり、免税事業者だけの問題ではない、と報道されるやいなや、こうした誹謗中傷が増えた。
記事のコメントをいると、サラリーマンと事業者との比較に出したりもする。
何がイラッとくるかというと、「平等」をうたっているが、平等なのは「消費税」であって、サラリーマンと事業者の立場を平等にするためのものではない。
そもそもサラリーマンと事業者は根本的に制度も違えば、収入の入り方も違う。
同じ土台で考えるほうがどうかしているのだ。
会社員であれば当たり前に享受している保険1つとっても内容も値段も異なる。
優遇云々といっているが、個人事業主から見れば会社員の優遇度合いも相当だ。
有給、ボーナスはないのは当然、産休、育休もない。
社会保険料をはじめとした保険料も下手すれば倍額以上に役所に払っている。
年金は最低限金額。
免税事業者の中には農家といった一次産業も含まれているという。
そういった産業を潰しす可能性があるこをやることなのかどうかと疑問しかない。
というか、そもそも免税にしていたのはそういった産業を伸ばすためではなかったのかと言いたい。
そもそもインボイス制度を始めるといった際に政府が言った理由の一つに消費税の増税があった。
今でこそ10%の税率だが、かつてはその半分の5%だった。
その税率で免税事業者から徴収したところで、徴収するためのコストを天秤にかけたとしても本当に微々たるものだったろう。
(今ですらせいぜい徴収額は2800億程度らしく、コストに見合わないといわれている。消費税は1%上げるだけで1兆は軽く集まったはず)
ほんとうにやるならやるで、しっかり制度と具体的なところまで早々に決めてほしい。
やるぞー!で言い切りにならないでほしい。
すべての人が納得する制度はないにせよ、過半数が反対している制度をごり押ししてもいいことないのだは??
中止してほしいかというと、もはやいっそ続けと思う
もはや、早く落ち着いてほしいとすら思う。
執行してしまった以上、中止はやめてほしい。
これまでの準備が無駄になるから。
ただ、登録番号と事業者の名前の一般公開はやめてほしい。
法人名ならともなく、個人でやっている人は個人情報を公開していると同じだから。
そういうところを改善してほしいとせつに思う。
もっとも、政府からしたら、たくさん税金を納めてくれる労働者を増やしたいだろうから個人事業主なんてなくなれ、と思っているかもわからんが…
渋谷ハロウィンが明けた
今回の記事はこれ
概要
・私も著名人のいう意見に共感できない派。
→そもそも渋谷ハロウィンに行きたいと思っていない。
→酔っ払いの悪ふざけ、汚い光景をみたいと思っていない。
・イベントは続く…のか?
私も共感はできない派
渋谷ハロウィンが明けた。
正直、5年前であれば行ってみたいと思ったイベントだったが、もはや「行きたくない」とすら思うイベント。
確かに、華やかだろ思うし、著名人がいうように世界的文化になりそうだったのだろう。
ただ、記事の「共感が得られなかった」とあるように、私も渋谷ハロウィンは大事にならなくてよかったと思っているほうである。
これまでよく知らなかったが、渋谷ハロウィンはてっきり行政が主体で行っているものだと思っていたが、発端はどうやら地元の商店街から始まり、それが広がり、スポンサー企業がつき、今の巨大イベントなったらしい。
思ったより長い歴史があるイベントっぽい。
「人が集まれば、経済効果はある」。
これは本当にそうだろう。
けれど、数万人が集まり、騒ぎ続けた結果、警察官、機動隊まででるようなイベントが支持されるわけがない。
スポーツだってルールの中で競いあうから楽しいのであって、ルール無用のなんでもありの無法状態を楽しむ人はいないはず。
例えばサッカーで、手にボールを持った状態でゴールにダッシュする光景を誰がみたいというのだろうか?
ハロウィンを楽しむのはいいし、仮装は普段の自分とは異なる自分になれるという解放感もわかるし、私は好きだ。
それプラス、お酒も入って、さぞ楽しい気分を味わいたいのもわかる。
けれども、それはあくまで治安がいい前提だ。
正直、酔っ払って道端に倒れている人を見たくはない。
正直、ゲロ自体も、吐いている人も見たくはない。
まだグループで、倒れている人を介抱している素面な人がいればまだいい。
だが、介抱してくれる人もなく、ただ倒れている、座り込んでいるのを見ると、見ているこっちは気が気ではないのだ。
正直、警察官に職質されて騒いでいるのも見たくない。
車に乗っかって、騒いでいる人たちを見たいかといわれると見たくない。
私も酒飲みだ。
お酒はおいしいし、騒ぎたい気持ちもある。
けれど、そういう光景が目につくのが嫌だから、渋谷はいかない。
ホリエモンは「20歳すぎているのだから、自己責任」と言っているが、警察、機動隊が出てくるこの状況を”自己責任”だけで済ませるのはどうなのか?
人が集まればお店は潤うというが、本当にそうか?
明けれいれば確かに人は来るだろう。
たださえ酔っ払い客は飲食店からすると”面倒な客”だ。
それが渋谷ハロウィンにはグレードを上げてやってくるかもしれない。
普通に飲食を楽しんでいる客がいるなか、騒がしい客が占領してしまい、客が帰るかもしれない。
お店側が被るだろうリスクを上げればきりがないだろうが、治安が悪い、モラルが悪い地域はそういう覚悟をする必要があると思う。
単純に人がいっぱいくるんだからいいじゃん、という話ではないだろう。
実際にお店側もアルコールの提供を控えたのは、規制が厳しくなった今年だけの話ではない。
以前から行っているお店もあるところからして、良く思っていない店舗が存在していたわけなのだから。
渋谷区長はそこらへんの利益を天秤にかけたのではないか?
人が大勢集まることによるメリットよりも、デメリットが大きいと考えたと思う。
韓国の事件を受けて、厳戒態勢をとる気持ちはわかる。
渋谷も坂も多いし、狭い路地も存在するわけだから、人が死ぬような事件を起こさないように配慮するのは区長として当然のことだ。
そして、純粋に渋谷を楽しんでいる人、仕事で来ている人を巻き込まないようにするのも好ましいと思う。
渋谷に仕事で来て軽トラひっくり返されたんじゃあたまらない。
今年は例年よりもだいぶ少ない人数で終えられたそう。
渋谷いったわけではないが、これはこれでよかったと思う。
渋谷ハロウィンは続くか?
これの問題って、要は治安が悪い、モラルがない、ことに起因すると思う。
要は、統制する組織が存在しないのが問題と考える。
池袋のハロウィンが成功例として挙げられるのは、主催側がしっかりとルールを設け、参加者がそれを尊重しているからこそだ。
それこそ、渋谷ハロウィンって行政が主催でやっている、と私が思っていたのは警察を動員して人の流れを規制していたからだ。
けれども行政が主催どころか規制したことで、そうではないのだと知った。
はじめこそ警察は呼ばれてから出動していただろうに、いつのまにか問題が起こる前提で動いているようにすら思う。
正直なところ、私のような30代で渋谷ハロウィンに行くのはまわりにはいない。
若い人も、夜は怖いから夕方に行って楽しむ人もいるそう。
結果的に、夜に集まるのはハロウィンの良い評判を聞いてきた外国人観光客、騒ぎたい人たちと限定されていくと思う。
カオスな状態になるとわかっているイベントに、まじめな人達は寄り付くわけがないのだから、今後は細々としたものになるか、場所が変わるっていくのだろう。
中止すればいい、とまでは思わないが、もう少し気が楽になるようなイベントにしてもらいたいものだ。